ＮＸＨＤ、７月からＤＸ人財教育プログラムを開始

ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京都千代田区、齋藤充社長）は、ＤＸ人財育成を強化・加速する。ＤＸ推進のエンジンとなる人財を育成するため、７月から「リテラシー教育」と、ＤＸ推進の中核人財向けの「専門教育」を開始する。

「リテラシー教育」は、合計５万８０００人のＮＸグループの全事務系社員が対象。まずは国内の約３万８０００人を対象に教育を開始し、来年からは海外グループの約２万人に対象を広げる。オリジナル教材を使ってＤＸについての基礎知識を教育するのと同時に、ＩＴスキルチェックを経て社員一人ひとりのＩＴスキルレベルに応じた教育プログラムを実施する。

「専門教育」は、すでにＤＸに取り組んでいる約１００人の中核人財を対象に、体系的なリスキリング（学びなおし）教育を実施し、さらに積極的なデジタル人財の教育を強化していく。

ＮＸグループでは、デジタル人財をＤＸ人財とＩＴ人財の２つで構成されているとして、ＤＸ人財はビジネス観点の専門性がとくに高い人財、ＩＴ人財をＩＴ観点の専門性がとくに高い人財と定義している。
（2023年7月13日号）