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NXHD、グローバル事業本部を組織強化

2022.05.19

NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京都千代田区、齋藤充社長)は7月1日付で、グローバル事業本部(GBHQ=Global Business Headquarters)にグローバル事業に関する統括機能を集約・強化する組織改正を実施する。事業会社である日本通運が所管しているグローバル事業の統括に関する機能をGBHQに移管し、機能および組織を統廃合する。

具体的には、GBHQ傘下のグローバル営業統括部とグローバル事業統括部を廃止し、新たに「マーケティング部」「営業戦略部」「ロジスティクスソリューション部」「航空フォワーディング部」「海運フォワーディング部」「事業戦略部」の6部を設置。

一方、日本通運では、本社および関東甲信越ブロックが所管するグローバル事業に関する機能をGBHQに一部移管するとともに、統廃合を実施。具体的にはグローバル事業戦略本部を廃止するとともに、グローバル営業戦略本部を「営業戦略本部」に名称変更。また、両本部傘下の産業マーケティング部、営業戦略部、グローバル事業戦略部、グローバルフォワーディング企画部、グローバルロジスティクスソリューション部を廃止する。

NXHDでは、長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、創立100周年(2037年)に売上高4兆円、海外売上高比率50%の達成を目指している。今回の組織改正では、NXHDと日本通運の両社にまたがっていたグローバル事業の統括機能を集約することで、事業戦略の実践を加速させていくことが目的。
※今回の組織改正に伴う役員人事などは巻末の人事欄に掲載
(2022年5月19日号)


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