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11月に「横浜羽沢駅」リニューアル=JR貨物

2019.07.23

JR貨物(本社・東京都渋谷区、真貝康一社長)は、改良工事を進めていた横浜羽沢駅(横浜市神奈川区)が11月30日にリニューアル開業すると発表した。リニューアル後は全国で30ヵ所目の着発線荷役(E&S方式)の設備を持った貨物駅に生まれ変わり、停車列車の増加など利用機会の拡大を図る。

横浜羽沢駅は、相鉄・JR直通線の開業に合わせて改良工事を進めてきた。同駅の総面積は約15万㎡で、このうち開業後のコンテナホームは約2・8万㎡。同駅は大動脈である東海道線上に位置しており、E&S方式を採用することで、コンテナ荷役時間の短縮など輸送需要への柔軟な対応が可能になる。なお、同駅の2018年度の貨物取扱量は約34・8万t。

E&S方式とは、コンテナを本線上の列車から積降ろしすることで、駅構内での複雑な入換作業がなく、列車が駅に到着した直後に荷役作業を開始し、そのまま発車できる。同車ではすでに29駅でE&S方式を採用しており、今後も導入を積極化していく。
(2019年7月23日号)


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