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佐川急便とJR北海道が宗谷線列車での貨客混載に合意

2018.11.01

佐川急便(本社・京都市南区、荒木秀夫社長)と北海道旅客鉄道(JR北海道、本社・札幌市中央区、島田修社長)は10月29日、宅配便を旅客列車で運ぶ貨客混載事業に取り組むことで合意した。実施に向けて、今後は両社で実証実験などを行っていく。

具体的には、JR北海道が管轄する宗谷線の稚内駅(稚内市)~幌延駅(幌延町)間で、旅客列車に宅配便と旅客を混載した輸送を想定。幌延町で1日に配達する荷物を宗谷線稚内駅で客車内の専用ボックスに積み込み、幌延駅まで運び、同駅で幌延町を担当するドライバーが荷物を受け取り、配達する。

佐川急便では北海道内の集配効率の向上を図るために列車を使った貨客混載事業を協働で行いたい意向があり、JR北海道に相談。JR北海道でも、列車を有効活用して収入に繋げられるとして、実現の可能性を両社で検討してきた。
(2018年11月1日号)


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