荷主・元請への働きかけが1091件に=国交省
国土交通省はこのほど、荷主の監視や改善要請など、運輸局やトラックGメンが実施した働きかけの累計実施件数を発表した。9月30日現在で勧告2件、要請175件、働きかけ914件を実施し、合計1091件の法的措置を実施した。
対象の内訳をみると、勧告は荷主1件と元請1件、要請は荷主89件、元請81件、その他5件、働きかけは荷主611件、元請281件、その他22件だった。
主な違反原因行為は、長時間の荷待ちが52%、契約にない附帯業務が17%、運賃・料金の不当な据え置きが14%、無理な運送依頼が8%、過積載運送の指示・容認が6%、異常気象時の運送依頼3%だった。
(2024年10月24日号)