日本通運、今月から「カムバック制度」運用開始
日本通運(本社・東京都千代田区、竹添進二郎社長)は12日、過去に同社を退職した従業員を広く再雇用する「カムバック制度」を導入し、今月から運用を開始したと発表した。
同社ではこれまでも、ライフステージに合わせた就労機会を提供することを目的に、出産・育児、介護などの事情により退職せざるを得なかった従業員を再雇用する「ジョブ・リターン制度」を設けていた。今回の「カムバック制度」は、この制度を拡充したもので、過去の退職事由を限定することなく、意欲ある退職従業員を再雇用する。多様な人財の活躍による組織の活性化、即戦力となる人財の確保を強化することで、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進していく。
NXグループでは、人財の価値を最大限に活かし、企業の価値向上を図る「人的資本経営」の実現を目指し、職場環境の整備を進めている。
(2024年1月18日号)