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ライオン、SCM/物流機能強化で組織再編

2021.12.09

ライオン(本社・東京都墨田区、掬川正純社長)は来年1月1日付の組織改正で、SCM/物流機能を強化する。SCM本部と生産本部が担っている政策企画機能と業務推進機能を集約・再編するため、両本部を廃止し、新たに政策企画機能を担う「サプライチェーン企画本部」と業務推進機能を担う「生産物流本部」を設置する。また、購買本部の政策企画機能についても「サプライチェーン企画本部」に移管する。

サプライチェーン企画本部では、本部統括機能を担う「管理部」を新設するとともに、SCM本部の「需給管理部」を同本部に移管。また、サプライチェーンに関する政策およびDX推進を担う「サプライチェーン企画部」を新設する。さらに、生産本部生産管理部傘下のヘルスケア生産企画室、ホームケア生産企画室をサプライチェーン企画部の傘下に移管し、「ヘルスケア企画室」「ホームケア企画室」に改称する。

生産物流本部では、本部統括機能を担う「管理部」を新設するほか、SCM本部の「サプライチェーン業務部」「東部ロジスティクスマネジメント部」「西部ロジスティクスマネジメント部」および生産本部の「千葉工場」「小田原工場」「大阪工場」「明石工場」を生産物流本部に移管する。

このほか、生産技術研究本部を「ものづくり革新本部」に改称して、サプライチェーン政策と連動した技術開発により、製造時の生産性向上や物流効率化、環境対応への機能向上を図る。また、容器・包装技術研究所を「包装・物流技術研究所」に改称し、包装プロセス・用具製造プロセスの技術開発に加え、物流に関する技術開発機能を強化する。
(2021年12月9日号)


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