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鉄鋼連盟、「鉄鋼トラック物流目安箱」をHPに設置

2024.06.04

日本鉄鋼連盟(今井正会長)は5月30日、全日本トラック協会鉄鋼部会、東京都トラック協会鉄鋼専門部会と連携し、「鉄鋼トラック物流目安箱」(写真)を鉄鋼連盟ホームページに設置したと発表した。

「2024年問題」をはじめとする鉄鋼トラック物流における諸課題の解決、改善に向けて、鉄鋼連盟では2023年12月に「鉄鋼業界における物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を公表。「鋼材ユーザー」「原料・資材等サプライヤー」「輸送事業者等」における三方との連携に関する取り組みを進めていくとしている。

今回設置した「鉄鋼トラック物流目安箱」は、出荷、納入等の運送を担う輸送事業者から鉄鋼業界の物流における悩み事や問題点、課題(長時間の荷待ち発生など)を挙げてもらい、輸送事業者と鉄鋼業界の双方の協力のもと具体的な対策を図っていくことを目指している。

鉄鋼連盟では現在、“発着連携”“着発連携”として製鉄所から鋼材ユーザーへの出荷や、原燃料・資材等のサプライヤーから製鉄所への納入に関する課題点に対し、約30のユーザー団体、約20のサプライヤー団体を訪問し連携を呼びかけ、双方による協力のもと改善・解決を目指し、様々な活動を行っている。これに加え「鉄鋼トラック物流目安箱」の活動を通じ、サプライチェーン全体としてさらなる持続可能な物流の実現を目指していく。
(2024年6月4日号)


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