福山通運、大阪船場支店をリニューアル

福山通運（本社・広島県福山市、小丸成洋社長）は大阪船場支店（大阪市中央区、写真）をリニューアルし、14日にリニューアル竣工式を行った。来月４日から営業を開始する。今回のリニューアルは事務所とターミナルを改築するとともに、倉庫施設と通関拠点を新設。海上輸送や倉庫業務、国内配送までを含んだ国際複合一貫輸送を行う拠点として活用していく。同支店は敷地面積３６８０㎡、延床面積９３５８㎡。建物は鉄骨造・地上４階建て。大阪市内の中心部に立地しラストワンマイル配送にも適しており、大阪港や大阪国際空港へのアクセスも優れている。また、マテハン機器を導入し、作業負荷軽減を図る。
大阪船場支店のリニューアルに合わせ、福山通運と福山通運小丸環境財団（小丸成洋理事長）は14日、支店内で「ばらのまち福山」（広島県福山市）のバラ苗木を植える植樹式を開催した。同財団は環境保全や環境教育に関する事業を行い、持続可能な社会に貢献することを目的に２０２０年11月20日に設立。国内外で植樹活動などの環境保全に取り組むほか、大学や専門機関と連携し環境教育に関する活動を展開している。
（2023年11月21日号）