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三菱倉庫/キユーソー流通、医薬品GDP対応の中継リレー輸送

2023.11.02

三菱倉庫(本社・東京都中央区、斉藤秀親社長)とキユーソー流通システム(本社・東京都調布市、西尾秀明社長)は10月30日、医薬品GDPに対応した専用車両を使用し、関東~関西間において医薬品の中継リレー輸送を12月4日から開始すると発表した。

三菱倉庫のグループ会社であるDPネットワークが展開する医薬品GDP輸送サービス「DP-Cool」のために同社が開発した車両2台を、キユーソー流通システムのグループ会社キユーソーティスが利用。関東・関西の中間に立地する「コネクトエリア浜松」などにおいて関東発・関西発のそれぞれのドライバーが交代することで、車両の変更なく長距離輸送を行う。この取り組みにより、ドライバーの労働環境が改善され、「2024年問題」により一層深刻化することが予想されるドライバー不足への有効な対策となる。

三菱倉庫とキユーソー流通システムは、2022年1月31日に業務提携契約を締結以降、主に食品・医薬品分野において、両社の強みを活かし、共同配送網および新規サービスの構築に取り組んでいる。

今後も、三菱倉庫が持つ医薬品取り扱いノウハウと、キユーソー流通システムが持つ4温度帯管理が可能な全国輸配送ネットワークを組み合わせることにより、「食と医を支える新しい物流プラットフォーム」を構築し、顧客に新たな価値を提供していく。
(2023年11月2日号)


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