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トナミ運輸/濃飛倉庫運輸、特積みで一部協業、施設共同利用

2022.01.11

トナミ運輸(本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長)と濃飛倉庫運輸(本社・岐阜県岐阜市、尾関圭司社長)は11日から、名古屋地区で施設の共同利用による特積み事業の一部協業を開始する。トナミ運輸の港支店(名古屋市港区)の荷捌きスペースと事務所の一部を濃飛倉庫運輸が賃借して「名古屋藤前輸送センター営業所」とした上で、従来、富船輸送センター営業所(名古屋市中川区)で行っていた特積み業務を同営業所に移管するもの。

施設を共同利用することで、両社は配送戦力を相互活用し、配達業務を共同化する。また、濃飛倉庫運輸の名古屋藤前輸送センター営業所が集荷した貨物については、自前で運ぶ以外の他社委託分をトナミ運輸のネットワークを利用して輸送する。

両社は配送戦力、施設の戦略的な協業運用を行うことにより、配送生産性と品質向上の両面でシナジー効果を創出。また、共同配送によりドライバー時短の実現やトラック走行距離の短縮によるCO2排出量の削減などを実現していく。
(2022年1月11日号)


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