セイノーHD、ラストワンマイル事業の統括会社が発足
セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は1日付で新会社「セイノーラストワンマイル」を設立した。セイノーグループのラストワンマイル関連のグループ会社の連携強化や管理機能集約による経営効率化を目的としたもので、意思決定の迅速化などによりラストワンマイル事業を拡大していく。
新会社の資本金は1000万円、従業員15人で業務を開始した。セイノーHD社長の田口義隆氏が代表取締役を務め、代表取締役社長にはセイノーHD執行役員の河合秀治氏が兼務で就任。本社は東京都中央区に置いた。主な事業は、ラストワンマイル関連事業の企画・開発やオープンイノベーション、システム開発・運用、シェアードサービス。ココネット、地区宅便、ちくぽす、リビングプロシード、LOCCOというラストワンマイル関連のグループ会社5社を統括することで、連携強化による顧客満足向上など事業強化を加速していく。
セイノーHDでは、日本のEC化率の高まりなどに対応して、M&Aなどを通じてラストワンマイル関連事業を拡大している。
(2024年4月4日号)