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国交省が“白ナンバー”による宅配需要を調査

2021.10.14

国土交通省は、自家用車を活用した宅配貨物のラストワンマイル配送に対する調査を行う。需要者サイド(ユーザー)と供給サイド(運送事業者)に宅配・買い物代行における配送サービスの利用・提供状況とともに、“白ナンバー”と言われる自家用車と“緑ナンバー”である営業用車による配送ニーズを調べる。12月に報告を取りまとめる。

昨年の規制改革会議において、日本IT団体連盟等から自家用車を活用した宅配貨物のラストワンマイル配送に対する規制改革要望が提案され、今年6月18日に閣議決定された「規制改革実施計画」では「利用者の利便性向上の観点から定量的・定性的な実態調査を行い、報告書を取りまとめる」こととされた。

実態調査では大手小売事業者・ネット通販サイト、大手運送事業者等にヒアリングや関連サービスのデータ提出を依頼。ユーザーには荷物量、運送事業者との相談状況、自家用車・営業用車配送サービスに求める品質・利用可能性を、運送事業者には提供している配送サービスの内容・市場規模、配送ニーズの把握状況・拡大可能性を聞く。

矢野経済研究所によると、2020年度のラストワンマイル物流市場規模は前年度比27%増の約2・5兆円。コロナ禍の巣ごもり需要で通販やネットスーパーの利用が拡大し、大きく成長した。一方で、配送を担うドライバー不足に対する根本的な解決策がないことが課題となっている。
(2021年10月14日号)


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