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日本郵便が専用端末で送り状を発行、EC5社と提携

2017.06.22

日本郵便(本社・東京都千代田区、横山邦男社長)は、ECサイトとのシステム連携による新サービス「e発送サービス」の提供を20日から開始した。
同サービスは、フリーマーケットアプリやオークションサイトと連携し、出品から発送までをスピーディでより簡単・便利にするもの。全国約1000局の郵便局と約1万2300店舗のローソンに設置された送り状発行用の端末「ゆうプリタッチ」で、スマートフォンなどに送信されたQRコードを読み取ると、送り状の発行・差出が可能になる。対象商品は「ゆうパック」と「ゆうパケット」。荷物は自宅のほか、ローソンとミニストップなどのコンビニエンスストア、郵便局、宅配ロッカー「はこぽす」でも受け取ることができる。また、ECサイトによっては出品者と購入者がお互いに名前と住所を知らせることなく取引できるプライバシー発送にも対応する。

同サービスを導入するのは「メルカリ」「モバオク」「ヤフオク!」「ラクマ」の4社に加え、「フリル」が7月上旬からの導入を予定している。配送料金や発送できるサイズは各ECサイトによって異なる。

同社では年内に、「ゆうプリタッチ」設置の郵便局を約5000局に拡大し、受け取り可能なコンビニエンスストアもさらに広げ、ECサイトでの取引の利便性を高めたいとしている。

楽天が全国一律料金の配送サービスを拡充

楽天(本社・東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)はこのほど、同社が運営するフリーマーケットアプリ「ラクマ」で、全国一律料金で商品を発送できるサービス「ラクマ定額パック」に「ゆうパケット」と「らく得パック」を追加した。

これにより出品者は、「ラクマ定額パック」で「ゆうパケット」を選ぶと最大A4サイズの荷物を180円、「らく得パック」は60~100サイズの荷物を680円(期間限定価格、年内に料金改定予定)で発送することが可能となった。

送り状は郵便局やローソンで出力できるため手書きする手間は不要で、梱包した商品を持ち込むだけで配送手続が完了する。配送料は「ラクマ」の売上金から差し引かれ、配送状況はアプリ上で確認できる。

同社は2016年3月から最寄りのコンビニエンスストアに商品を持ち込むだけで、宛名書き不要で全国一律の料金で発送できる「ラクマ定額パック」のサービスを行ってきた。今回、日本郵便のサービスが加わったことで、出品者の発送場所や購入者の受取場所の選択肢の幅が広がった。

(2017年6月22日号)


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