第4753号
特別編集企画 『鉄道貨物特集』
モーダル・コンビネーションへ――新時代の鉄道貨物輸送
【荷主レポート】20ftコンテナでユーザーへの直送拡大=北越コーポ
北越コーポレーション(本社・東京都中央区、岸本晢夫社長)は昨年10月から、新潟工場(新潟市東区)からの紙製品の出荷で20ftコンテナ45基を新たに投入し、鉄道へのモーダルシフトを推進している。トラックドライバー不足に対応するとともに、エンドユーザーへの直送を拡大するのが狙いで、同工場からの鉄道輸送比率を4割程度まで高め
【レポート】コンテナラウンドユースを促進=稚内通運
2014年に北海道フーズ輸送の子会社となり、主に道内で生鮮食品の通運事業を展開する稚内通運(本社・北海道石狩市、渡邊英俊社長)は、17年5月から南長岡駅と札幌貨物ターミナル駅(札幌タ)、函館貨物駅、隅田川ターミナル駅の4駅を跨ぐコンテナラウンドユースを開始している。今後は、北海道と神奈川県を結ぶコンテナラウンドユースも
◆…巻頭インタビュー JR貨物 代表取締役社長 真貝康一氏
「総合物流事業で鉄道とのシナジーを生み出す」
◆…荷主レポート 荷主のモーダル・コンビネーションは進むか?
▽回送空コンテナ活用し酒類輸送=アサヒビール
▽大分~関東で鉄道コンテナ輸送増強へ=ニチユ物流
▽エリア在庫化で鉄道・船舶利用拡大=不二製油
◆…レポート 鉄道輸送でサプライチェーン支える通運事業者
▽通運事業の付加価値向上へ=大宮通運
▽輸送手段の多様化で鉄道に追い風=高崎通運
▽通運を軸にグループの発展に貢献=DOWA通運
▽複合的な物流サービス最大の強み=八戸通運
◆…話題 ▽ランテックがフレッシュ便拡大、鉄道も積極利用
▽JOTがラッシングリング付き保冷コンテナを新造
▽全国通運がモード複線化でフェリー活用推進
◆…インタビュー 日本通運 常務執行役員 植松 満氏
「発送個数拡大には輸送力増強が不可欠」
◆…インタビュー 全国通運連盟 理事長 川勝敏弘氏
「鉄道貨物輸送への期待を一過性にしてはいけない」
◆…インタビュー JR貨物労組 中央執行委員長 髙木康之氏
「JR貨物の経営基盤は強くなってきた」
◆…資料 鉄道コンテナ輸送3社実績とJR貨物コンテナ輸送量