メニュー

阪急阪神エクスプレスが西濃運輸の新拠点に移転・集約

2018.04.17

阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市北区、谷村和宏社長)は11日、2019年初夏をメドに成田カーゴターミナル(千葉県山武郡芝山町)の機能を、西濃運輸が建設する新倉庫に移転すると発表した。セイノーホールディングスとの資本・業務提携に伴うもので、トラックターミナルに隣接した場所に拠点を移すことで集配リードタイムの迅速化などを実現する。

西濃運輸が建設を進めている「成田支店」(成田市三里塚)は今月4日に地鎮祭を挙行し、19年6月に竣工予定。トラックターミナルと物流センターが併設された複合型拠点で、敷地面積は7万9521㎡。阪急阪神が入居する予定の倉庫棟は2階建てで、1階が1万4209㎡、2階が1万2444㎡。阪急阪神では1階を輸出入貨物のクロスドック倉庫、2階の一部をロジスティクス・センターとして運用することを想定している。

なお、阪急阪神には今回移転を決めた拠点に加え、成田地区で成田カーゴセンター(千葉県香取郡多古町)があり、ロジスティクスの拠点として複数の荷主の3PL業務を請け負っている。同拠点を移転する計画はない。
(2018年4月17日号)


関連記事一覧