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【トラック輸送】西濃運輸が「運び方改革」でフルトレ導入

2018.02.08

西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、神谷正博社長)は、全長19mのフルトレーラを導入し、今月26日から運行を開始する。同社がフルトレーラを導入するのは12年振り。

フルトレーラは大垣から小牧を経由し静岡に向かう幹線ルートで2台導入する。これまでは大垣から静岡向けと小牧から静岡向けにトラック2台を運行していたが、新たな運行体系では、大垣を出発した車両が小牧で後部車両を連結して静岡まで運ぶ。これにより、従来5コースだったものが3コースに集約され、少ないドライバーでの運行が可能になる。

今回導入するフルトレーラは全長19mで、前方12・8t、後方13・8tの計26・6tを積載できる。シャーシは日野自動車、トレーラは日本トレクス、ボディはトランテックスが開発した。

西濃運輸では夜間に拠点間を大型トラックで輸送する路線ドライバーの不足が課題になっている。これを受け、800㎞以上の運行を鉄道コンテナ輸送に切り替えるモーダルシフトを進めている。今回のフルトレーラ導入もその一環で、積載量の拡大と車両回転率の向上により輸送効率化を進めていく。
(2018年2月8日号)


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