メニュー

6月の成約運賃指数「110」、最大の下げ幅に

2020.07.09

全日本トラック協会(坂本克己会長)と日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)は求荷求車ネットワーク「WebKIT」の2020年6月分の成約運賃指数を発表した。6月は前月比6pt減、前年同月比では最大の下げ幅となる14pt減の「110」だった。昨年8月以降、130前後で推移したが、年が明けて以降、120台となり低下が続いていた。6月は5月に続き、18年6月以来の110台になっている。

19年度は5月、6月、11月は120台だったが、8月から10月は130台に上昇。20年は1月、2月は120台だが前年より低い指数で推移し、3月は前年は132だったのが、今年は126。4月は120となり、5月以降、さらに低下している。
この指数は2010年4月を「100」としたもの。6月末現在の求車登録件数は3万5769と前年同月比5万8936減(62・2%減)だった。

20年度(6月末現在)の成約運賃指数をみると、「112・2」で前年度比11・8pt減。荷物重量別では、「荷物重量4t以下」の指数が「116・6」で前年度比11・9pt減。「荷物重量4t超」の指数は「110・6」で10・8pt減と18年度以降、軟化が続く。
(2020年7月9日号)


関連記事一覧