メニュー

三菱製紙が「輸送調整金」制度を導入

2018.09.13

三菱製紙(本社・東京都墨田区、鈴木邦夫社長)は7日、製品納入先に対し「輸送調整金」を導入すると発表した。対象製品は印刷・情報用紙全般で、今月21日出荷分から導入する。調整金額は八戸工場、高砂工場、OEM先工場を基点として、配送先の地域別に㎏当たりの単価を設定する。

同社ではこれまで、輸送コストは製品価格内に包含していたが、近年の輸送コスト上昇を受け、とくに印刷・情報用紙では負担増を強いられている。このため、生産工場からの距離に応じて取引先に一部を負担してもらう調整金制度の設定が必要と判断したもの。

なお、調整金は製品価格と同時に請求し、輸送コスト動向を勘案して半年ごとに見直していく方針。
(2018年9月13日号)


関連記事一覧