賃上げ20年ぶりの高水準に=運輸労連まとめ
運輸労連(難波淳介委員長)がまとめた春闘賃上げ解決状況(13日現在)によると、解決済み180単組の解決額は単純平均で2720円となり、前年実績を798円上回った。解決額の平均が2000円を超えるのは1998年以来、20年ぶりとなる。
このうち、解決済み大手単組(13単組)の解決額は4389円で、前年実績を1006円上回った。また、大手を除く全国9ブロックの平均は2587円で、前年実績を716円上回った。
一方、夏季一時金の解決済み101単組の状況は、単純平均30万6313円で、前年実績を7万1295円上回った。このうち大手単組(12単組)は44万7124円で、1万747円増。大手を除く全国9ブロックの平均は28万7593円で、6万602円増となっている。
(2018年4月19日号)