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第4654号

特別編集企画 『鉄道貨物特集』
  真のモーダルシフトへ--協創時代の鉄道貨物輸送

雪国まいたけがきのこ輸送で鉄道利用を拡大

雪国まいたけ(本社・新潟県南魚沼市、足利厳社長)は昨年3月から、新潟~北海道で31ftクールコンテナを利用したきのこ商品の鉄道輸送を行っている。当初は輸送障害による遅延への懸念もあったが、この1年間、大きなトラブルもなく「非常に順調に稼働している」と青木隆・執行役員営業本部副本部長は話す。最も重視した鮮度保持についても

日本FL、東北~京浜港の海コン輸送を充実

日本フレートライナー(FL、本社・東京都千代田区、今橋一樹社長)では、鉄道輸送を絡めた国際輸送サービスの充実を図る。東北圏の輸出入で航路やサービスが充実する京浜港への回帰が見られる中、港頭地区のドレージはひっ迫。鉄道へのモーダルシフトニーズは高まっており、国際海上コンテナの鉄道輸送サービス「東北エクスプレスサービス」が

好循環の流れを大きな飛躍へ!経営改革の“根っこ”人事・賃金制度を改革する!JR貨物 代表取締役会長 石田忠正 氏

JR貨物は石田忠正氏が会長に就任して以降、歩みを止めることなく改革を実践し、鉄道事業の黒字化に象徴される成果を生み出してきた。経営自立に向けた基盤固めも順調に進み、株式上場可能な体制に着々と近づいている。 石田会長に一連の経営改革の成果、来年度の最重要テーマに位置付ける人事・賃金制度改革、及び真の経営自立に向けた考え

◆…巻頭インタビュー  国土交通省 鉄道局長 藤井直樹氏
     「鉄道貨物輸送への期待はますます高まっている」
◆…インタビュー JR貨物 会長 石田忠正氏
           「好循環の流れを大きな飛躍へ!」
◆…インタビュー JR貨物 社長 田村修二氏
           「技術革新がなければ生き残れない」
◆…荷主レポート ドライバー不足で高まるモーダルシフト熱
     ▽保土谷化学工業が郡山工場発の鉄道輸送を拡大
     ▽三井化学が2拠点間で31ftコンテナ活用
◆…レポート Mシフトの追い風を受け、通運の拡大戦略は?
     ▽運賃・料金の見直しが最重要課題=神港通運
     ▽取扱増へ新規案件の獲得めざす=清水運送
     ▽中距離貨物の顧客獲得を=西武通運
     ▽通運を軸に総合物流を展開=博多運輸
◆…インタビュー 日本通運 執行役員 植松 満氏
           「さらなるコンテナ拡販に向け挑戦」
◆…インタビュー 全国通運連盟 理事長 飯塚 裕氏
          「お試し輸送」パレット化など対象へ
◆…レポート ▽JR貨物グループの不動産事業戦略
       ▽JR貨物、新技術活用へ本格始動
       ▽日通がクロスボーダー鉄道輸送に注力
◆…インタビュー JR貨物労組 中央執行委員長 相澤武志氏
        「会社は変わってきた。だが改革は途上」
◆…話題  ▽JOTが背高コンテナを50基新造