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大塚倉庫が丸石製薬の全国物流業務を受託

2020.05.14

大塚グループで医薬品などの物流を担う大塚倉庫(大阪市港区、濵長一彦社長)は11日、医療用医薬品メーカーの丸石製薬(大阪市鶴見区、井上勝人社長)から全国の物流業務を受託したと発表した。
丸石製薬はこれまで、自社の物流拠点から全国へ配送していたが、ドライバー不足などの物流事情や物流品質を含めた物流合理化策を検討していた。 大塚倉庫が提供する共同物流の仕組み「共通プラットフォーム」を活用することで、保管スペースや配送車両の確保に加え、データやITを活用した在庫管理や配送車両の手配などの物流効率化が可能となり、品質向上や医薬品の安定供給体制の構築が実現したという。

大塚倉庫では、「今後も共通プラットフォーム化を提唱し、さらにメーカーの物流共同化を進め、物流の効率化のみならず、社会に貢献できるプラットフォームを進めていく」とコメントしている。
(2020年5月14日号)


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