【トラック輸送・運賃】福山通運が「日曜・祝日割増料金」収受へ
福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)は、「日曜・祝日割増料金」を設定し、1日集荷分から適用を開始した。人手不足や長時間労働、労働環境の改善に一層の厳格さが求められる中、「輸送品質の維持は困難な状況」(同社)だとして、平日よりもコストがかかる日曜・祝日について料金をアップしたもの。
割増料金の適用は、荷物1個ごとに収受する。集荷・配達それぞれにつき、日曜または祝日を指定する場合に割増を適用する。また、祝日は同社が設定した年末年始・盆休期も含む。
物流業界では、日本通運が7月に「アロー便」における運賃料金適用方を改定し、新たな日祝日配達料を設定するなど、同様の動きが広がっている。
(2017年12月7日号)