【物流効率化】民鉄6社が貨客混載「興味あり」=関運局がアンケート実施
関東運輸局は21日、旅客鉄道やバスの空いたスペースで貨物を運ぶ貨客混載について、管内の鉄道会社にアンケートを実施したところ、6社から「興味あり」との回答を得たことを明らかにした。
アンケートは今年4月に実施。民鉄・3セク鉄道などで構成する関東鉄道協会の加盟会社43社を対象に行ったところ、回答のあった22社のうち6社が「興味あり」だった。都市部の大手鉄道会社などで関心を示す傾向があったという。
関東運輸局では今後、「興味あり」と回答した鉄道会社を中心にヒアリングを実施するほか、「宅配など物流事業者との橋渡しなども行っていきたい」(交通政策部)としている。また、改正物流総合効率化法(物効法)の計画認定を視野、鉄道会社との調整を図っていく考え。
(2017年6月27日号)