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成約運賃、7月としては過去最高=全ト協/日貨協連

2018.08.09

全日本トラック協会(坂本克己会長)と日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)は、求荷求車ネットワーク「WebKIT」の7月分の成約運賃指数を発表した。この指数は2010年4月を「100」としたもの。7月の運賃指数は前月比5ポイント増、前年同月比10ポイント増の「123」で、7月としては最も高い数値となった。

7月末現在の求車登録件数は、15万5854件となり、前年同月比4万6264件憎(42・2%増)と大幅に伸びた。
運賃指数と求車登録件数の大幅上昇は、西日本豪雨の被害によるJR貨物運休で鉄道貨物のトラック等への代替輸送が増えたことが一因と見られる。

18年度(7月末現在)の成約運賃指数をみると、「116・6」で前年度比1・3ポイント上昇。荷物重量別では、「荷物重量4t以下」の指数は「120・2」で前年度から0・6ポイント上昇。「荷物重量4t超」の指数は「115・5」で、前年度から0・5ポイント上昇している。
(2018年8月9日号)


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