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連載 アジアの物流事情〈第4回〉 南アジアのハブ空港・チャンギ

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2012年4月19日 「カーゴニュース」より
連載その4 アジアの物流事情 南アジアのハブ空港・チャンギ

連載 アジアの物流事情〈第4回〉  南アジアのハブ空港・チャンギ
 
 
  アジアの空のハブとして確固たる地位を築いたチャンギ(Changi)国際空港。シンガポール島東端にあり、市中心部から高速道路(East Coast Parkway)で約20分。面積は1300?で、内貨物地区は47?。滑走路は4000?が2本、貨物機専用の10の駐機スポットをもつ。
 
10年の貨物取扱量は184万1000?で世界ランキングは11位。やはりトランジット貨物を主流に電子機器や医療・医薬などの高付加価値製品のハブとなっている。ちなみに成田は9位で羽田は24位、関空は26位にランク。チャンギ空港の優位性は、アジアの主要都市を平均3時間で結ぶ地理的要因に加え、24時間年中無休の体制が利用航空会社・離発着数の増大に寄与している。さらに申告手続きが24時間・365日可能で、輸入は事前申告、輸出は1週間以内の事後報告と効率的な通関や輸出入手続きができる。しかし、13年春より、現制度に逆行した輸出事前申告制度の導入を予定しているという。
 シンガポール日通は、チャンギ国際空港に隣接するFTZ(Free Trade Zone)内に日系物流企業として唯一、自社施設をもつ。1階は航空貨物支店の航空貨物輸出入CFS、3、5、7階はロジスティクス・トランスポート支店の倉庫で、各階の面積は5700平方?あり空調が完備している。このセンターから空港まで10分で到着するのが強みで、シンガポール国内へは24時間以内に配達できる。
この地区は、航空部品や医薬品専用団地、軽工業、倉庫団地からなるALPS(Airport Logistics Park of Singapore)というロジスティクスパークで、全体規模は26?。シンガポール政府が、コスト・時間の短縮という荷主のメリットにつながる、3国間貿易のハブ機能の充実を最重要視している端的な例で、航空CFS機能をもち、FTZ内施設ということで保税保管が可能。日通以外にもUPSやDHL、シェンカーなど欧米の大手物流企業が施設を構える。(高柳雅夫)
 
 
 

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