メニュー

6月の成約運賃指数は「112」=全ト協/日貨協連

2017.07.13

全日本トラック協会(坂本克己会長)と日本貨物運送協同組合連合会(吉野雅山会長)は、求荷求車ネットワーク「WebKIT」の6月分の成約運賃指数を発表した。この指数は2010年4月を100としたもの。6月の運賃指数は前月比2ポイント減、前年同月比1ポイント増の「112」となった。6月としては調査開始以来、2番目に高い数値で、依然として高い運賃指数で推移している。

6月末現在の求車登録件数は、7万6758。前年同月比1万8026増(30・7%増)と大幅に伸びており、加入者数の増加に併せ、引き続き求車需要が高い状況が続いている。

昨年5月から11月まで前年度の指数を下回って推移していたが、今年1月から前年度指数を上回った。4月と5月については前年度指数を再び下回ったが、6月は上昇に転じた

17年度(17年度は6月末現在)の成約運賃指数をみると、「110・8」で前年度比0・9ポイント減。荷物重量別では、「荷物重量4t以下」の指数は「114・6」で前年度から1・1ポイント上昇した。「荷物重量4t超」の指数は「110・3」で、前年度から1・3ポイント低下。荷物重量4t以上の大口貨物では、スポット運賃の軟化傾向が続いている。

(2017年7月13日号)


関連記事一覧