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小口保冷宅配サービスに関する国際規格が発行、ヤマトHDなど参画

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小口保冷宅配サービスに関する国際規格が発行、ヤマトHDなど参画

 BSIグループジャパン(本社・東京都港区、五十嵐泰文社長)は1日、ヤマトホールディングス(本社・東京都中央区、山内雅喜社長)からの依頼で、小口保冷配送サービスに関するPAS規格「PAS 1018:2017(PAS 1018)」を発行した、と発表した。PAS 1018はBSIの英国サイト「BSI SHOP」で直接購入できる。

 PAS 1018は、保冷車両を用いた保冷配送サービスのうち、途中で荷物を積み替える輸送形式のサービスが対象。車両に搭載されている保冷庫などの温度管理を軸とし、配送中の積み替え作業に関する要求事項を規定する。具体的には、(1)保冷配送サービスの概要設計、(2)輸送ネットワークの整備、(3)保冷荷物の取り扱い、(4)事業所、保冷車両、保冷庫、冷却剤の条件、(5)作業指示書とマニュアル、(6)スタッフへのトレーニング、(7)保冷配送サービスのチェックと改善――を規定する。

 規格策定に当たっては国内外で複数の企業・組織が参画し、日本国内ではヤマトHDのほか、佐川急便、ニチレイロジグループ本社、日本郵便、日本通信販売協会、日本物流団体連合会、日本郵便、日本冷凍空調工業会、日本冷凍食品協会、日本ロジスティクスシステム協会、一橋大学が協力した。

 保冷宅配便サービスは、世界各国での経済成長や通信販売の拡大で需要が高まる一方で、日本国外を中心に、提供されるサービス品質には課題も残っていた。そこで、昨年3月からオールジャパン体制で物流システムの国際標準化を推進することを目的に、国土交通省主催で官民からなる連絡検討会が設置。これまでに計4回開催され、PAS 1018に関しても先行事例として中心的な議題に取り上げられている。

 PAS 1018の発行を受け、BSIジャパンは、認証サービスの提供を開始すべく、認証スキームの運用に必要な体制を整える。また、ヤマトグループでもPAS 1018の認証取得に向けて準備を進めていく。両社では「アジアを中心とした各国の物流事業者がPAS 1018の認証を取得することで、サービス品質を向上し、荷物を送る方も受け取る方も安心して小口保冷配送サービスを利用できる社会の実現を目指す」とコメントしている。

 (2017年3月7日号)

 

 

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