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物流連が「第3回物流業界研究セミナー」、1300人の学生が参加

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物流連が「第3回物流業界研究セミナー」、1300人の学生が参加

 日本物流団体連合会(物流連、工藤泰三会長)は21日、「第3回物流業界研究セミナー」を東京・渋谷区のベルサール渋谷ファーストで開催した。全国から物流業界を志望する学生1300人がセミナーに参加した。

 同セミナーは物流連の会員企業42社が一堂に集まり、業界研究セミナーを開催するもので、昨年の1月16日に第2回を開催、今回が3回目の開催となった。参加企業は前回の34社より8社増え42社となった。セミナーには物流業界へ興味を持ち、就職活動を控えて企業研究を志望している学生1300人が参加した。参加人数は昨年の802人の約1・6倍と大幅に増加した。第1回の参加学生は約520人で、年々参加者数が増加している。

 今回の「物流業界研究セミナー」は、参加企業がブース内で行うセミナー、特別講演会、パネルディスカッション、グループワークという形式だった。セミナーを通じて学生は、陸海空の「物流」と各企業についての知識を多方面から学んだ。

 今回参加した企業は、ANA Cargo、味の素物流、上野トランスティック、川崎汽船、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、ケイヒン、鴻池運輸、佐川急便、佐川グローバルロジスティクス、札幌通運、山九、商船三井、JR貨物、鈴与、西濃運輸、セイノースーパーエクスプレス、センコー、第一貨物、東陽倉庫、トナミ運輸、日陸、ニチレイロジグループ本社、日新、日通商事、日鉄住金物流、日本梱包運輸倉庫、日本自動車ターミナル、日本通運、日本トランスシティ、日本パレットレンタル、日本郵船、日本ロジテム、濃飛倉庫運輸、日立物流、福山通運、丸運、丸全昭和運輸、三井倉庫ホールディングス、三菱倉庫、ヤマタネ、ヤマト運輸、ユーピーアールの42社。

 参加した学生は大学3年生を中心に物流業界に興味を持っている学生1300人で、およそ半数は女性だった。首都圏・関西圏からの参加が比較的多かった。セミナー開始は午前10時30分からだったが、10時前から開場を待つ学生が多く集まっており、開場と同時に学生は目当ての企業ブースのもとへ参集した。

 各企業のブースでは30分を1クールとして、主に人事・採用を担当する社員が物流業界と自社についてのセミナーを行った。参加企業は会社概要や現在の事業と今後の展望などについて説明。社員と学生とがお互いに向き合い、マイクを使わずに地声の届く身近な距離で話し合う座談会形式のセミナーだった。

 午前中には特別講演として物流連の村上敏夫理事・事務局長が「日本の物流業界について」と題して講演を行った。講演では、日本の物流事情や物流企業の概要、戦後の物流高度化の歴史および日本の物流企業の海外展開の現状などについてスライドを活用して説明し、学生がノートを取りながら熱心に聴講した。また、就職支援会社のマイナビの担当者が、就職活動で役立つ面接対策についての講演も行った。

 午後からは、物流連の「ロジスティクスPRグループ“物流いいとこみつけ隊”」のメンバーが4人ずつパネリストとなり、村上事務局長をコーディネーターとするパネルディスカッションが2回に分けて行われた。若手社員が自らの業務経験を通して知った「物流」の仕事の魅力や成功例や失敗談などを語った。1回ずつパネルディスカッションで50人を超す学生が参加し、メモを取りながら耳を傾けていた。

 セミナーに参加した学生からは「物流が生活や経済を支えていることに気づかされた」「物流企業には多様な業務があることを知った」「複数の企業研究が1会場で1日にまとまってできることがありがたい」という声が出ていた。また、「セミナーの開催はマイナビで知った」「目当ての企業ブースが予想以上に混雑していたので、座席に余裕があればよかった」という声もあった。
 企業ブースの担当者からは「今回ブースに来た学生のうち、物流連が昨年開催した『物流業界インターンシップ』の参加者も数名いた」「学生の熱心さとまじめさを感じた」という声があった。

 物流連では近年、業界を横断して、幅広い層に向けた情報の発信に力を入れており、今回のセミナー開催もその一環。今後も業界研究セミナーの開催を含め、物流業界の魅力を積極的に若者層にアピールしていく考え。

 (2017年1月26日号)

 

 

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