カーゴニュース 1969年創業物流情報の専門誌
お問合せ トップページ
カーゴニュース定期購読のご案内
カーゴニュース 書籍のご案内 映像事業 リンク集

pickup1

日通が15万平米の大型拠点「Tokyo CーNEX」竣工

バックナンバー   コラム   インタビュー
 
*


日通が15万平米の大型拠点「Tokyo CーNEX」竣工

 日本通運(本社・東京都港区、渡邉健二社長)は19日、東京・江東区に大型物流拠点「Tokyo C―NEX」を竣工した。同施設は同社にとって国内最大規模の施設で、陸・海・空のあらゆる輸送モードに対応できる立地となっている。今後は多機能型物流施設として、高付加価値のニーズを取り込んでいく。

 ●15万平米・5階建て、ダブルランプウェイを設備

 「Tokyo C―NEX」は敷地面積5万9507平方m、延床面積15万709平方m。1フロアは約2万3000平方m。構造は鉄筋コンクリート造の5階建て。梁下有効高は5・5m、床荷重は1・5t/平方mとなっている。施設の躯体にはアンボンドPCフラットスラブ構造を採用し、天井部分に梁がない構造となっているため、有効高を最大限に利用できる。
 全フロアに車両が直接アクセスできるようにダブルランプウェイ方式を採用し、1フロアでの接車バースは44台分設置している。各スパンに直接接車できるマルチテナント型で効率の高いオペレーションを可能とした。

 災害BCP対策にも配慮し、建物の構造は免震構造となっている。非常用大型発電機を設備し、停電時に電力供給を図り、震災等発生後の倉庫の早期復旧が可能。発電機出力は1500KVAで、9000Lの容量タンクを持つため稼働8時間で3日間の電力を維持できる。全館にLED照明を採用し、屋上や壁面の緑化など環境面にも配慮した施設となった。

 ●物流拠点として最適なロケーション

 「Tokyo C―NEX」が立地する城東エリアは都心部にも近いため、首都圏への配送拠点など国内物流はもとより、国際物流拠点としても活用が可能なロケーションとなっている。東京都心から約10km、首都高速湾岸道路「新木場IC」まで約2kmの位置にあり、関東一円へのアクセスが良好。さらに、主要高速道路、東京港、成田空港、羽田空港にも直結し、各種輸送モードのターミナルへのアクセスが30分以内の物流好適地となっており、配達時間、物量、輸送距離に応じて輸送モードを柔軟に選択することで、最適なサプライチェーンを構築することができる。東京港にも近く輸入品の取り扱いや流通加工にもメリットがあり、越境Eコマースなどの輸出でも利便性がある。

 同施設の1階フロアは日通と同社が資本業務提携している名鉄運輸グループのターミナルを併設しており、同社が所有する周辺施設の路線便貨物を集約するほか、各フロアから貨物エレベータにより1階フロアまで荷物を降ろすことができる。それにより、発送締切り時間ギリギリまで荷受けが可能となり、エリアによっては午後配達貨物の当日受付も可能となる。またターミナルへの持ち込み費用も低減される。

 ●労働力確保や作業戦力の弾力的な運用が可能

 同社は城東エリアに「Tokyo C―NEX」を含めて11の拠点を所有している。同施設のハブ機能を活用し、同社が城東エリアに所有する7万2千坪の倉庫との間で、荷量の増減などに柔軟に対応することで、各施設の生産性を高めることもできる。近隣地域での同社の作業戦力は2000人以上となっており、顧客の繁閑に合わせて近隣施設の人員を弾力的に運用することで最適な作業戦力を提供できる。また、同施設はJR京葉線・潮見駅から徒歩5分、地下鉄東西線・東陽町駅から徒歩18分という通勤圏に立地しているため、労働力確保の面でも優位性を持っている。
 現在、日通と名鉄運輸のターミナルが置かれる1階フロアを含め全フロアのほぼ7割は利用が決まっており、5階フロアは岡村製作所(本社・横浜市西区、中村雅行社長)の利用が決まっている。

 今後同社では「Tokyo C―NEX」を活用し、顧客の多様なニーズに対し、柔軟で幅広く対応できる施設として陸・海・空の各モードと倉庫業務が融合した最適な物流サービスを提供していく考え。

 (2017年1月26日号)

 

 

富士物流ホームページへ
会社概要 個人情報保護方針 サイトポリシー サイトマップ 採用情報