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「鉄道事業黒字化で次のステージへ」JR貨物の田村社長が互礼会で

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「鉄道事業黒字化で次のステージへ」JR貨物の田村社長が互礼会で

 JR貨物は5日、グループ会社を含めた経営幹部を集めての新年互礼会を東京都新宿区の京王プラザホテルで開催した。

 冒頭、田村修二社長が挨拶し「3月までに鉄道事業部門の黒字化を何としてでも達成して、一旦区切りをつけた上で、次のステージに立つ際には力を蓄えつつ変革も継続し、経営自立化に向かって進む」と意気込みを示した。続けて、16年を振り返り「北海道新幹線の三線軌条区間における共用走行は安全運行しており、継続していく。熊本地震や北海道の台風9・10号では経営にダメージを受けたものの、上期決算は半期で過去最高レベルまで来た。今、第4コーナーを回ったところにあり、悔いを残さず皆で、全力で走り切ろう」と呼びかけた。

 同社が進める「経営改革3つの柱」と「3つの構造改革」については「経営改革では数値に基づく経営管理が定着してきたことが最も重要。構造改革では2016年度から連結決算を本格的に開始したが、来年度からは予実管理も徹底したい。F経連も求心力を高めるために見直し、本社でのグループ社長会開催を開始したが、自主性を掘り起こす活動も各社に求め、遠心力も働かせたい」とした。その上で、「少子高齢化によるドライバー不足やモーダルシフトの風は確かに吹いているが、そこに胡坐をかいていてはすぐに取り残される。17年度からの新中期経営計画は経営企画部が作るのでなく、皆で議論を進めている。その過程で当事者意識が持てるとともに目指す姿が共有され、実行メンバーも信頼関係を築ける。グループ会社にも中期計画とその議論の過程を披露するとともに、各社の計画も策定してもらい、経験やノウハウを借りて一緒に成長したい」と協力を要請した。

 会場には旧・日本国有鉄道出身の今村雅弘・復興大臣と、JRグループの政治団体であるときわ会から推薦を受ける参議院自民党の阿達雅志議員も駆け付け、挨拶した。
 乾杯の発声は石田忠正会長が担当し「16年のコンテナ列車平均積載率は80%、定時運行率も94%を達成した。経営改革を通じて社員の意識、職場風土、会社業績に明らかな変化が生じ、基礎体力が強まりつつある。今年は国鉄分割民営化30周年の節目の年。経常利益が恒常的に100億円を超える企業に成長するため、まずはこの3ヵ月しっかりと頑張り、鉄道事業黒字化を実現する」と述べた。

 (2017年1月12日号)

 

 

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