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JR貨物、2050年度にカーボンニュートラル実現

2022.07.19

JR貨物(本社・東京都渋谷区、犬飼新社長)は13日、環境長期目標「JR貨物グル―プ カーボンニュートラル2050」を策定し、50年度にCO2排出量の実質ゼロを実現する。今後、貨物鉄道の環境特性をさらに高めた輸送サービスを提供することを通じて、物流全体の脱炭素化や政府が進めるグリーン社会の実現に貢献していく。

カーボンニュートラルに向けた数値目標とロードマップは、13年度のCO2排出量60万8654t(JR貨物単体)を基準とし、30年度にJR貨物単体で50%削減、50年度にグループ全体で実質ゼロを実現していく。

具体的な取り組みとしては、①次世代省エネ型車両の積極的な導入②建物・設備における省エネ技術の導入と電化推進③DX等による列車運転や駅構内作業の効率化――などを推進。また、再生可能エネルギー電力や代替液体燃料の導入も促進する。

13日に会見した犬飼社長は「今後の技術革新などを踏まえた上で、省エネ型車両の開発などを進めていく。また、当社が所有する利活用困難地を使ったPPA方式による電力購入、水素燃料の導入なども検討していく」と今後の展望を説明した。また、利用運送事業者との連携について「当社と利用運送事業者がセットになってトータルでのCO2排出削減を進めていきたい」と述べ、カーボンニュートラル実現に向けて協力を強化していく考えを強調した。
(2022年7月19日号)


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