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日本郵便が手荷物ロッカー併設型の「はこぽす」展開

2017.06.01

日本郵便(本社・東京都千代田区、横山邦男社長)は、駅に設置されている手荷物預かりロッカーと一体となった宅配ロッカー「はこぽす」の展開を5月30日から開始した。第一弾として、西武鉄道の「清瀬駅」と山陽電気鉄道の「山陽姫路駅」の2駅で、既存の電子マネー対応型の手荷物ロッカー(グローリー社製)を改良する形で「はこぽす」を併設する。

鉄道駅に「はこぽす」を新規に設置する場合、スペース確保に加え、鉄道会社の負担で電源確保の工事が必要になることが課題となっていた。だが、既存の手荷物ロッカーに併設する場合は、スペースの確保が容易になるほか、電子マネー対応の手荷物ロッカーであれば電源確保の必要がない。設置コストも、電源工事を行う鉄道会社の負担分も含め最大で10分の1程度まで抑制できる。

具体的には、ソフトウェアを一部更新することで、手荷物ロッカーの操作画面を共有できるようにする。また、「はこぽす」の設置ニーズが高いのは受取人の自宅に近い駅が中心となるため、「こうした駅は手荷物ロッカーとしての稼働率は低いことが多く、ニーズをうまく補完できる」(日本郵便)という。

日本郵便では今後、他の電鉄会社に対しても、併設型の設置を働きかけていくことで、鉄道駅での「はこぽす」設置を加速していく考え。
なお、16年4月から設置をスタートした「はこぽす」は、5月末現在で全国に119ヵ所。このうち62ヵ所が鉄道駅に設置されている。

(2017年6月1日号)


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