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近海郵船が19年4月に敦賀~博多航路を開設

2018.09.04

近海郵船(本社・東京都港区、田島哲明社長)は2019年4月に、敦賀港と博多港を結ぶRORO船定期航路を新設する。本州~九州間での旺盛なモーダルシフト需要に対応するもので、当初は週3便でスタートし、同年夏にも週6便(日曜日除く)体制に移行する。

新定期航路は敦賀港(福井県)と博多港(福岡県)を結ぶ635㎞。使用バースは敦賀港が金ヶ崎埠頭、博多港が箱崎埠頭。総トン数9800t級のRORO船2隻(トレーラ積載台数約120台=12m換算)で運航開始する。運航スケジュールは、敦賀港22時→博多港翌日17時/博多港22時→敦賀港翌日17時。

近海郵船は近年、モーダルシフトの受け皿としての輸送力強化を進めており、15年から基幹航路である敦賀~苫小牧、常陸那珂~苫小牧で最新鋭大型船へのリプレースを進めてきた。今回の新規航路開設は、本州(関西・中京・北陸圏)と九州間の旺盛な需要に対応したもので、敦賀~苫小牧航路との接続により北海道~九州間の輸送需要にも対応していく。
(2018年9月4日号)


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